「道理に立ち返る」(6)
† MVP (most valuable player)
MVP「最優秀選手。ある期間を通じ最も活躍がめざましくチームに貢献した選手に与えられる賞」に太谷翔平選手(27才)が満票で選ばれた。投手として、打者としての二刀流が最高の現実を生みだした。野球の天才選手達の競う、本場アメリカで達成したことは大きな意味がある。先日も、植村直己が日本人で初めて冬季単独登頂に成功したことで有名なアメリカのアラスカ州デナリ(マッキンリー山)の6190メートルから、南西壁を佐々木大輔さん(44才)が、世界で初めてスキーで滑降したNHK特集番組を見た。驚くべき精神力、技量とセンスである。恐らく何らかの欠ける所があっては達成できないものと思わされた。太谷選手、佐々木スキーヤーは、努力と鍛錬の賜物による成果を現された。その全てが、道理に適っているので、偉業に繋がったと言う見方をしたい。私達は凡人だが、偉業に繋がる事は出来る。私達もMVPとされる道がある。私は欠けたる不完全極まりないが、キリストが身代わってくださるのだ。私がキリストと共に死ねば、私はキリストの生命に生かされる。この御霊の真理(道理)に従えば良い。この道理だけが、私も、あなたも間違いなく、永遠に続くMVPを与えられるのだ。
† いのちの御霊の原理。
「なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです」ロマ8・2)上掲の補足だが、私達はこの世で、MVPの生き方を求められている。それは「私達はいのちの御霊に生かされている」からである。「神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです」 ロマ8・14)私達は積極的に真理の自由を生きる事が、クリスチャン生活を、成り立たせるのである。いのちの御霊は、私達をキリストのようにし、私達を導いて強い確信を持つようにして下さる。「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう」ロマ8・32) キリストのために耐え忍ぶ事が「・・・・圧倒的な勝利者となるのです」 ロマ8・37)なぜなら、この道理に立ち返れば、いのちの御霊の原理が、私達の中に流れ込んで働くからである。