「螺旋(らせん)状的信仰」(7)
† 新鮮な繰り返し。
12月を迎えるとクリスマスに向かう。キリストの生誕に最も大きな意味を感じるからだ。この偉大性をすべての人に伝えたい、その思いで「クリスマス教会祭り」が50年近く続けられている。今年は12月10日である。教会の全館を開放し、教会の駐車場は「子供広場」ガレージでは、たこ焼き、お好み焼き。駐輪場では、チュロス、ナゲット、クレープ、コーンスープなど、野外だけで人並みで一杯である。屋内では、手作りケーキやクッキーが所狭しと並べられる。いつも好評で長い列が出来る。また、多くの手作りのクリスマス商品や提供品によるバザーも同時進行する。飲食を楽しんでもらえるテーブルも満杯になる。喫茶コーナーや、おでんと五平餅、うどん、カレーうどん、そば、も用意される。午前10時から教会まつりの開場となる。午後1時からは「クリスマス子供会」を100人限定で開催する。教会に初めて足を踏み入れる方々を歓迎し、この日には300人近くの未信者の方を迎えて楽しむ。具体的な宣教として、螺線的に継続し50年の長きを続けられている。未信者を喜ばせ、私達も共に楽しみ、喜びを分かち合う「クリスマス教会祭り」は地域に浸透している。
† 反復し成長する。
「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです」2コリ3・18) 栄光から栄光に繋げるのは、聖霊のお働きである。そのためには、今日までの信仰の恵みが、堅く私達の中に留まっていることだ。毎日が繰り返しであるように、毎日の中に主の栄光が繰り返され、主と同じ姿に変えられてゆく「こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい」2ペテロ1・5-7) 私達の信仰には、聖霊が働かれるための「努力」が必要である。恵みは反復によって、螺線的に上昇する竜巻のように力を増してゆく。主なる神が、私達に与えられた栄光は、私達の現在に顕されためだ。神の恵みを反復する努力は、必ず「神の性質に預かる者」となり、神の栄光は、あなたに現れる。