「毎日の不動の錨」(6)
† 主イエスの血潮。
「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません」マタイ24・35)なぜ、主イエスの言葉が滅びないのか?それは、主イエスが生涯を通して、神の御心を完全に生きられたからである。それは、主イエスが神の独り子として、聖なる血潮を流し、全ての人の罪を贖われたからである。「・・・・いのちとして贖いをするのは血である」レビ17・11)主イエスの言葉は、単なる言葉ではない。「この後、イエスは、すべてのことが完了したのを知って、聖書が成就するために「わたしは渇く」と言われた」ヨハネ19・29)主イエスの流された血潮が、主なる神の御心(ご計画)を完全に終わらせたのである。私達の生きて行ける根拠は「主イエスの血潮」以外に無い。私達の信仰の根拠も「流された主イエスの血潮」にある。ゆえに、わたしの信仰は「主イエスの血潮」にある。毎日を生きる根拠は、流された「主イエスの血潮」にある。それ以外に依り頼む信仰は、私には無い。「主イエスの血潮」から、全聖書が生命を帯びて輝くのである。「主イエスの血潮」を、ないがしろにしては、聖霊の現実的な力あるお働きも、現れようがない。「主イエスの血潮」が私達の最強の錨となる。
† 心の奥底に留める。
悪事には相応のやり方で報いるという原則が、国家間では常識のようである。ロシアの侵攻に、ウクライナは戦うことは正義だと世界に主張している。ハマスがイスラエルにテロ攻撃を仕掛けた。イスラエルはハマス撲滅こそが正義だとして、ガザを攻撃し、おびただしい人民の犠牲者をだしている。イランが弾道弾やドローンでイスラエル本土を攻撃した。イスラエルはイラン本土への報復攻撃を当然と考えている。これらは、終わりの時の前兆である。世界各地の洪水被害、巨大地震の発生「地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る」ルカ21・25)新共同訳。国際的な国家間では、世界が滅びるような、手段を抑制する常識がある。しかし、過激派組織は別である、彼らによって世界が動かされる可能性はある。「これらのことが起こり始めたなら、からだをまっすぐにし、頭を上に上げなさい。贖いが近づいたのです」 ルカ21・28)人間[ギ]アンスロポス「上を見上げる者」として聖書の知識と真理に留まり生きて行こう。