「不動の錨により頼む」(1) † 安定させる力。 台風シーズン到来と共に、いつも思い浮かべることがある。荒れ狂う海と、船のことである。小舟は港にロープで係留される。大きな船は沖に出て錨を降ろし、暴風や波に流されないように
「霊的センスと生活」(7)
「霊的センスと生活」(7) † センスとエッセンス。 エッセンス、英語の《essence》は本質、最も大切な要素の「精髄」「本質的なもの」を意味する。センスは、感覚や感性のこと、才能と似た意味でもある。もう一つエッセン
「霊的センスと生活」(6)
「霊的センスと生活」(6) † 巧妙なメカニズム。 メカニズム(mechanism)は、「機械装置」「機構」「仕組み」を意味するとある。その上に巧妙となると、巧みな、工夫を施した、さらなるメカニズムとなる。その驚くべき
「霊的センスと生活」(5)
霊的センスと生活(5) † オリンピック。 2020オリンピックの最中である。これに触れない理由は無い。コロナ渦での開催、しかも無観客である。この開催には賛否両論が今も続く。会場に足を運べるにしても、全世界的に見れば極
「霊的センスと生活」(4)
「霊的センスと生活」(4) † 慣れの落とし穴。 バスに揺られて昼食会場に案内された。石段を登ると、眼下には太平洋が広がる眺めの良い場所だった。名物の海鮮料理が素晴らしい評判の食堂である。初めに案内人が中に入ろうとしたが
「霊的センスと生活」(3)
「霊的センスと生活」(3) † やり遂げるセンス。 聖書の中には、センスの良い人に倣えと(真似る)事を教えている。改めてセンスとは「感じ方、理解の仕方、表現の仕方」である。卓越した人柄(人格)には、洗煉されたセンスが溢れ
「霊的センスと生活」(2)
「霊的センスと生活」(2) † どう在るべきなのか? 子供は子供らしく。青年は成年らしく。ということの中に、求められているもの(精神性)がある。社会が要請する「らしさ」人間の歴史から求められる「らしさ」や、家に伝わる格式
「霊的センスと生活」(1)
「霊的センスと生活」(1) † 吸収力。 私達はクリスチャンとして生きてゆく上で、求められる大事なものはセンスである。特に霊的なセンスのことである。センス(sense)とは「物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚
「不遇と優遇」(7)
「不遇と優遇」(7) † 成長の目的。 先日、大勢の壮年との交わりの中で「最終的には、どのようにして信仰が成長するかです」と、最長老が締めくくって提言した。私はその答を求められたわけである。それで、正直に申し上げた「私の
「不遇と優遇」(6)
「不遇と優遇」(6) † 真の後悔について。 「天路歴程」バニヤン著にある話だが、ある男が自分の道だと公言する天国への道を歩いていた。しかし、七つの悪霊が九つのひもで彼を縛り、彼を引き戻して地獄の裏門から彼を投げ入れた。